インド・ラダック地方パンゴンツォ 現地ツアー 1泊・日帰りどちらにすべきか徹底解説!

ジュレー!

ハクナマタタ村一世です。

本記事ではインド ラダック地方にあるパンゴンツォに1泊2日、もしくは日帰りツアーのどちらで参加すべきかについて書いていきます。

結論

1泊2日一択!

遥々ラダックまで来て日帰りで行くのはあまりにももったいないということが今回の旅でわかりました。

むしろこれは知らないで日帰りで行くと一生後悔するレベルです。

理由

  • 1泊2日でないと、湖面に対面の山が映る美しいリフレクションを見ることができない←これが超重要
  • インド映画「きっとうまくいく(原題:3 idiots)」のラストシーンの撮影スポットに行けない
  • 日帰りでは天気が良くない場合に透き通った綺麗なエメラルドグリーンの湖面を見れない。日帰りだと滞在時間が短く、一時的な悪天候のリスクがある。
  • 日帰りだと車に乗っている時間が往復10時間と長く体力的にキツイ。1泊するツアーだと1日に5時間程度の移動のみ

1泊2日でしか美しいリフレクションを見ることができない

レーからの日帰りツアーのスケジュールは通常、

6時~11時頃 レー→パンゴンツォ (乗合ジープ)

11時頃~13時前 パンゴンツォ滞在

13時前~17時頃 パンゴンツォ→レー(乗合ジープ)

です。

10時間車に乗って、滞在できるのはたったの2時間程度・・・。

滞在時間が短いのは良いとしても、重要になるのが滞在できる時間帯です。

日帰りでパンゴンツォに行く場合、真昼の時間に滞在することになるのですが、その時間は太陽が真上に位置するため、山の姿が湖に映ってくれません。

パンゴンツォ13時頃の湖面の様子
13時頃の湖面の様子

これでも十分すぎるほど美しい。

が、思ったのはこれはネットで見たあの美しすぎるパンゴンツォではない?何かが足りないと。

私はパンゴンツォに宿泊するツアーに参加したので、昼過ぎに到着してから次の日の朝までパンゴンツォの付近に滞在することができました。

綺麗なんだけど、なんかしっくり来ないなぁと湖のほとりで物思いに耽っていたらいつの間にかこんな姿に。

パンゴンツォ16時ごろの湖面の様子
16時頃の湖面の様子

・・・おおお・・・!!!!

しっくり来なかった原因はこの湖面に映る対面の山々の姿でした。

いわゆる「リフレクション」です。

山梨で見た逆さ富士やボリビア・ウユニ塩湖の美しいリクレクションも実際に目にしましたが、パンゴンツォが圧倒的No.1。

自分は死んでしまってもはや天国にいるのでは?と錯覚するレベルの光景。

ぶっちゃけここに若干29歳で来てしまったことを後悔しました。

もはやここを超える景色を見ることは一生ないのではと・・・。

パンゴンツォ19時頃の湖面の様子
19時頃の湖面の様子

18時過ぎても日が落ちず19時くらいまでこの姿を楽しむことができますが、個人的には16時~18時くらいまでが一番綺麗に見える時間かなと思います。

パンゴンツォ朝9時ごろの湖面の様子
朝9時頃の湖面の様子

ちなみに朝方は山側から太陽が上がってくるので、リフレクションを見ることができません。

「きっとうまくいく」の撮影場所に行けない

「きっとうまくいく」を見ずにパンゴンツォに行こうとしている方はまずこの映画を見ましょう!

作品中でパンゴンツォがたくさん出てくるわけではないですが、映画で使われたバイクなどの物(本物ではないですが)がたくさん置かれていて撮影スポットになっています。

なので見ていたほうが100倍楽しめます。

きっとうまくいく(3idiots)で3人が座っていた椅子
「きっとうまくいく」で出てきたあれ

上の写真は日帰りでも行ける場所で撮影しました。

一緒にツアー参加したインド人の友達と撮影しました。

これをインド人と一緒に撮影出来て一生の思い出になりました(笑)

きっとうまくいく(3idiots)の撮影スポット
「きっとうまくいく」の撮影スポット

 

上の写真は日帰りツアーの方が行く場所から3kmほど離れた場所です。

日帰りツアーだとたいていここには来ないようです。

日帰りで行ける場所と景色はあまり変わらないですが、「きっとうまくいく」含めいろんなボリウッド映画が撮影される有名な場所です。

15時以降に見れるリフレクションよりは重要度が低いですが、「きっとうまくいく」ファンはここに訪れる価値もあると思います。

ランチョーたちの最後のシーンを思い出しながら見ると感動しますよ!

天候による湖の見え方の違い

美しい青色は晴れているときにしか見ることができません。

パンゴンツォ朝方の湖面の様子
朝方の曇りの時の湖面

朝方は雨や曇りが多いようで、私が行った時も深夜から朝7時頃まで雨が降っていました。

こうなるともはや日本にもある普通の湖にしか見えません。

天気はコントロールできないですが、滞在時間を長くして晴れ間に出会う確率を高くすることはできます。

移動のキツさ

1日に10時間車で移動と聞いて、途中休憩があれば余裕だと考える人もいると思います。

実際に僕もそう思っていました。

ただ日帰りツアーに参加した人に聞いてみると、5時間かけてようやく到着して、同じ日に同じ道で帰るというのは想像以上にキツかったとのことです。

また、道も舗装されていないところが多く、揺れも激しいので体力的にしんどくなります。

注意点

1泊2日でも宿泊先がどこなのかは重要です。

私が滞在したのはスパンミクというパンゴンツォのほとりにある小さな村で、ここに滞在すれば、昼過ぎに到着してから朝までパンゴンツォ湖を見ることができます。

一方ツアーによってはメラク村というスパンミクから20kmくらい離れた場所に滞在するツアーもあるようです。

この場合、メラク村に移動後は湖を見れないはずなので注意が必要です。

ツアーを申し込む際は湖のそばのキャンプやゲストハウスに滞在するのか、メラク村に行くのかを確認しましょう。

私の旅程

ちなみにここまで散々1泊2日にするべしといってきましたが、厳密にいうと私はパンゴンツォのみの1泊2日ツアーには参加していません。

ヌブラを含めた下記の2泊3日のツアーに参加しました。

  • 1日目:レー→ヌブラ(ディスキット、フンダル)
  • 2日目:ヌブラ→パンゴンツォ
  • 3日目:パンゴンツォ→レー

ヌブラにも行く予定があるのであれば、一回レーに帰って別のツアーに参加するよりは上のような2泊3日のツアーのほうが効率的でよいですし、この2泊3日ツアーが一番人気らしいです。

私はメインバザールの入り口近くにあるANCIENT TRACKSというツアー会社この2泊3日ツアーを申し込みました。

利用したツアー会社(ANCIENT TRACK)
申し込んだツアー会社

2泊3日で(私含め5人でシェア)3,800ルピー≒5,700円でした。

ただし、ヌブラとパンゴンツォでの宿代と食事代は付きません。

まとめ

パンゴンツォには必ず宿泊ツアーで行くべし!

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