タンザニア(キリマンジャロ国際空港)に到着
成田空港から22時間 (フライト自体は17時間くらい)かけてキリマンジャロ国際空港へ到着!!
28歳にしてアフリカ大陸に初上陸の瞬間・・・感動・・・。
子どもの頃、一人でアフリカ、しかもタンザニアに来るなんて夢にも思わなかった。
明日の今頃はセレンゲティだ!!そんなウキウキ気分でタンザニアの地に足を踏み入れた。
なお、余談だが数々のブログで必要ないと言われていたイエローカード(黄熱病予防接種の証明書)はなんとここで提示することを要求された(詳しくは「タンザニア イエローカード(黄熱の予防接種証明書)の必要性」に記載)。
予防接種が有効になるのがタンザニア到着日という滑り込みセーフのイエローカードを持っていたので何の問題もなかったけど・・・。
その後、無事にイミグレを通過し(外国人が多くて1時間くらいかかった)、愛すべきバックパックとも再会を果たし、ついに本記事の主人公ともいえるアダムとのご対面。
アダム 「hey, issei! いつまで経っても出てこないからどうしちゃったのかと思ったぜ・・・Nice to meet you・・・. フライトはどうだったよ?」
私 「hey…Nice to meet you too. 会えてうれしいよ。すまん, イミグレに時間がかかって・・・」
適当に話をして、車に乗り込んで本日宿泊するアルーシャへ出発。
左がアダム、右がイケメンドライバー。Bruno Marsみたいだった。
ちなみにアダムは私と同い年の28歳とのこと。
正直、これで完全に意気投合した感はあった。
空港から出て、少し車を走らせると景色はこんな感じになってくる。
サファリやんって思った(笑)
羊とか牛とか少し動物がいた。
あと、マサイ族っぽい人も歩いてた。
ちなみに一応見ておきたかったキリマンジャロは曇りで見えなかった。
そのあとは、ATMでお金の引き出し。
アダムがサファリの支払いは現金オンリーと言うので、
145万シリング≒7万2,500円を引き出したらこうなった(笑)145枚のお札。
タンザニアシリングの一番大きな紙幣は10,000シリング。上の写真の赤い紙幣。
これ500円相当なので、日本だと1万円札1枚で済むところをタンザニアだと10,000シリングを20枚持たないといけないという・・・。
とりあえず、おろしてすぐに「サファリ代+タクシー代+ホテル代」を支払った。
アルーシャに到着
そんなこんなで小一時間もするとアルーシャに入ってきたようだった。
人が住んでいる感が出てきた。
ホテルはアダムが手配してくれたVENICE HOTEL。
アダムに「荷物はここに置いとくぜ!」ってベッドの上にどかりと置かれた(笑)
夜中にチキンの謎の悲鳴が聞こえたのは気になったけど、シャワーは温水が出たし、シーツも綺麗でわりと良いホテルだったと思う。
この後、safaribookingsの口コミ通り(笑)、アダムが街を案内してやるよ、と決まり文句のように言ったので一緒に街に繰り出すことに。
ちなみにその前に一緒に写真撮ろうと言われたのでホテルのレセプションで撮影。
左が彼が主人公アダム。
ちなみに早速、afrozone kingdom safarisのfacebookのページに投稿されていた(笑)
この頃はアダムのことを、同い年で良い奴だと思っていたので仲良く肩を組んで撮影。
ちなみに日本で買って遥々持ってきた「シュガーバターサンド 抹茶ショコラ」を「お土産だよ」と言って渡すとめっちゃ喜んでた(笑)
どうやら抹茶は初体験だった模様。
その後の街歩きはホテル周辺の市場とかをぐるっと回った。
↓の写真は衣類がメインの市場。自分以外の全員アフリカ人という普段とは異なる世界。
こっちは観光客用のマーケット。
驚いたのが、店番の人たちがみんな流暢な英語で喋りかけてくること。
東南アジアのこういう市場ってひたすら値段を連呼したりしてくるだけで英語を使ってちゃんとした会話をしようとしてくる人ってあまりいない気がする。
ここは皆、英語が上手だった。
何も買わなかったけど、雰囲気は楽しめた。
他のブログでもよく登場するクロックタワーは見る価値あまりないかな・・・
街をウロウロしてたらあっという間に17時に。
アダム「夜飯どこで食うよ?」
と言うので
私 「決めてないけどせっかくならホテル以外かなぁ」
と返すと
アダム「Ok。俺が案内してやる。その前にちょびっと時間あるし、酒でも飲みに行くか?」
と言うので
私 「Ok。せっかくだし行こう」
と返すと
ダム 「まじでいいの?誘うとみんな「なんで?!」って顔して断ってくるんだけど、isseiはOKなんだな。よし、おススメなとこあるぜ」
と誘ったくせに、OKされて驚いた様子。
10分くらい歩いて、ここに連れてこられた。
せっかくキリマンジャロの近くにいるので、ビールはキリマンジャロを注文。
苦味に加えてほんのり甘味もあって美味しかった。
ここで気づいたけど、9月のアルーシャの夕方は結構冷え込んでくる。
リュックに入れていた長袖の上着をわざわざホテルに置いてきたことを後悔。
次第に寒くなってきたし、お腹も空いてきたのでお会計。
アダム 「80,000シリング、よろ」
というので、
私 「Ok, (あれ?ビール、40,000じゃなかったっけ?コイツ自分で払わないの?)」
と返答。
この時になって、そういえばいくつかのブログで「アフリカ人と飯行ったら当たり前のように奢らされた」という記事を目にした記憶が蘇った(笑)
たったの200円に過ぎないので問題ないのだが、thank youの一言もなく当たり前のように支払いをさせて、「お前気まずくないの?」という純粋な疑問が生じた(笑)
ということで、夕飯代も出すことが確定した上で、次のレストランに向かうことに。
さっきまで歩いてたくせにバイクタクシーに乗りたいと言うので、チャーター(笑)
20,000シリング=100円なり。やっす(笑)
レストランではタコスを注文。
上手かった。余談だけどこのレストランで日本人を初めて目撃。
15,000シリング×二人分=1,500円なり。
良く考えると、奢ったとはいえ合計1,000円程度。
昼の街歩きのツアー代と考えたらかわいすぎる金額。
この後、アダムと明日サファリツアーの集合時間などを確認し、ホテルに帰宅。
アフリカ初日は好調。
奢らされたけどアダムがいたおかげでアルーシャを楽しめた。
なんやかんや当たり前のように奢らされたのも面白かったわ、と思えてきた。
アルーシャの21時は日本の3時。ホテルに帰ってサファリの準備をしてすぐに就寝。
まさか次の日セレンゲティに行けないことになるとは、この時でさえ思いもしなかった・・・