弱肉強食のランチタイム
サファリ内でのランチタイム。
どう見ても、嫌な予感しかしない光景。
このテーブルで7人で座って、ハンバーガー、チキン、ビスケット、マフィン、バナナ、の入った箱を並べ、さぁ食うか、と思ってたら、
全力でサル、いや、クソザルが自分めがけて、とびかかってきた!!!!(笑)
クソザルの視線の先には俺のランチボックスが!!
ほんの2, 3秒がスローモーションになり、わずかに私の手が先にランチボックスの蓋に触れるも、、、、クソザルは器用に蓋とボックスの間に薄汚い手をねじ込み、ハンバーガーをひったくっていった!!!!!(笑)
私「うわー、やられた!!!!!!」
日本語で叫んだ(笑)
完全なる犯罪者(笑)
正直、ハンバーガーもっていくなら、マフィン持っていってほしかった・・・・・。
でも、このあと、みんながハンバーガー半分あげるよ、と言って分けてくれた(泣)
日本だと、よくトンビにおにぎりとかを持っていかれるけど、ここではサルに持っていかれる。
警戒しても彼らは狙ってくる。
彼らには要注意。
薄汚いサルたちには永遠のお別れを言い、サファリにカムバック。
正直、サルにハンバーガーを持っていかれた分だけ、運が寄ってきている気もしてきた。
そして、ついにこの光景に出くわした!
世にも珍しい木登りライオン
おおおおおおおお!!!
タランギレでは最近、ほとんど見かけなくなったという噂の木登りライオン。
リチャードがひたすら言っていた。
リチャード「今日はラッキーすぎるぜ、みんな。もうライオン10匹以上見たし、木に登っているやつも見れるなんて。」
と言いながら彼もスマホで写真を撮っていた(笑)
もっと寄りたかったけど、これが限界。
いやー、もうこれタランギレ来てよかったよ!
アダムサンクス!!!
ライオンが活動を開始するまで待っていたかったけど、そろそろ違う所にいくぜ、というリチャード。
!!!!!!!
ゾウ!!!そうだった、ここは象が大量にいるんだった。
100匹くらいの象に囲まれた時の光景は、写真では表現できない。
赤ちゃんゾウもたくさん見れた。
正直思った。
タイ、インド、ラオスで満足していた俺、井の中の蛙・・・・・・・。
この光景は誰しも一見の価値があると思う。
ライオンを差し引いても、この象だけで、ここに来た甲斐あったんじゃないか、と思えるレベル。
ちなみに、インドなどにいるアジアゾウと比較して、アフリカゾウは耳が大きい。そのため、アジアゾウに見慣れていた私にとっては、なんとなく体つきも大きい、ように錯覚した。
以下が、2年前にラオスで撮影したアジアゾウ。
ラオスにいた時は感じなかったけれど、このタランギレ国立公園などの広大な土地で自由に暮らしている象を見ると、ラオスにいた象は人間に拘束されていて自由もなく、可哀そうに思えてきた。
以下はタランギレでの自撮り。
そして、↓の写真はライオンと象の共演。
ちょいと見づらいが後ろに存在感薄めのライオンが一匹いる。
このあと、ライオンは象に追い払われていた(笑)
どっしりして、優男だけどいざという時やってくれる、それが象な気がした。
そんなこんなでお腹は一杯、もう腹八分は余裕で越えたよ、というところでサファリは終了。
下記3つをしっかり体験できた。
- ゾウがたくさん見れる → たくさんいた
- 木登りライオンは昔はよく見れたけど最近はほとんどいない → いた
- バオバブの木がある → たくさんあった
それにしても、セレンゲティに行けなくて、このタランギレに半ば強制連行されてきたのに、なんという素晴らしい体験。
この日はロッジのようなところへ宿泊。
それは別の記事で書こうと思います。
タランギレ国立公園に嫌々行ったらかなり楽しめた話、
おしまい。