マンボ!
ハクナマタタ村1世です。
今回は、タンザニアへ入国する際のイエローカードの必要性について書きたいと思います。
イエローカードとは
黄熱の予防接種証明書のこと。
黄熱の予防接種日から10日後に有効になる。(2018/10/6現在)
10日後なので直前に気付いて接種しても、既にジ・エンドである。
タンザニアへの入国する際の必要性
結論から言うと、個人的には黄熱リスク国経由(短いトランジットだとしても)で行くなら持っておいた方が良いと思う。
厚生労働省検疫所のHPを思いっきり引用すると、
- 黄熱に感染する危険のある国から来る、1歳以上の渡航者は黄熱予防接種証明書が要求されています。乗り継ぎのため、黄熱に感染する危険のある国の空港に12時間以上滞在した渡航者も黄熱予防接種証明書が要求されています。
と記載がある(2018/10/6時点)。
他のリスク国(日本はリスク国ではない)から入国しないのであれば、不要だが注意点として黄熱に感染するリスクのある国の空港に12時間以上滞在する場合も必要になるのと記載。
日本からタンザニアに行く場合に、エチオピア航空でエチオピアのアディスアベバ経由で行く便を使う際は、エチオピアがリスク国なので注意が必要。
私の場合は、エチオピアで3時間程度のトランジットのみだったが、万が一
- 飛行機が遅延する
- フライトがキャンセルになる
などの理由でエチオピアで12時間以上滞在せざるを得なくなる可能性もゼロではないと考え、黄熱の予防接種を受け、イエローカードを取得した。
イエローカードの提示を要求されるか?
ブログ等を見ていると、
- キリマンジャロ空港ではイエローカードの提示を求められない
- ザンジバル島ではイエローカードの提示を求められる
との情報があったが、実際に私は
- キリマンジャロ空港でイエローカードの提示を求められた
- ザンジバル島でもイエローカードの提示を求められた
予防接種が有効になるのがタンザニア到着日という滑り込みセーフのイエローカードを持っていたのでバッチリ提示することが出来た。
おそらく持っていなくても黄熱病リスク国に滞在していないことを証明できれば入国できたと思うが手続き等で面倒なことが起こる可能性もあるので、やはりタンザニアへ渡航する際にはイエローカードは持っておいて損はないと思う。
予防接種の受け方
これも厚生労働省検疫所のHPを参照してほしいが、全国各地にある検疫所で決まった曜日・時間に実施されている。
私は横浜検疫所で接種したが、意外にも予約が埋まっていて3週間後の日程しか予約が出来なかった。
予約がいっぱいになる可能性と、実際に予防接種を受けてから10日後に有効になることを考えると出来るだけ早めに受けたほうがよいと思う。
まとめ
- 黄熱リスク国に12時間以上滞在してタンザニアに行くなら必ず持っておく
- 黄熱リスク国に12時間未満のトランジットで経由してタンザニアに行く場合も持っておいたほうがよい。
なお、本記事は2018/10/6時点で検疫所のホームページや私自身の実体験に基づいて書いたものです。予防接種には副作用のリスクもあるので、必ず検疫所のホームページに記載の内容をご自身で確認した上で、予防接種を受けるか受けないの判断をするようお願いいたします。