マンボ!
ハクナマタタ村一世です。
今回はタンザニアのサファリ マニャラ湖での体験について書いていきます。
タンザニアでのここまでの話
「セレンゲティに行きたくてタンザニアに来たらセレンゲティに行けなかった話」
でセレンゲティに行けず、意味不明なことにタランギレ・ンゴロンゴロ・マニャラ湖2泊3日ツアーに参加させられたハクナマタタ1世。
ツアー初日は「タランギレ国立公園に嫌々行ったらわりと楽しめた話」で記載したように、タランギレで木登りライオンを見るなど素晴らしい体験が出来た。
初日に続き、2日目も「ンゴロンゴロクレーターは、想像通り楽園だった話」で記載したように、間近で多数のライオンを見る等、最高の体験をした。
そして、ついにサファリツアーも最終日となり、マニャラ湖へと向かうのであった・・・。
2日目の夜の話
ンゴロンゴロで最後の最後に黒サイを見る事が出来た我々はテンションが上がりっぱなし。
宿泊所に戻って皆で夕飯をとっている最中もその話でもちきりだった。
ただし、サイに関しては近くで見れたわけではないので、サイを間近で見る事、そしてまだ見ていないチーターをマニャラ湖で見たいという話になっていた。
その話をガイドのリチャードにすると、
リチャード「マニャラ湖ではチーターもサイもほぼ見れないよ。」
とのこと。
どうやら、ガイドのリチャードがマニャラ湖でサイを見たのは人生で一度だけ、そしてチーターやヒョウに至っては見たことすらないらしい。
更に追い打ちをかけるようにリチャードが言うには
リチャード「マニャラ湖は全然動物がいないから、ぶっちゃけ微妙だよ。」
とのこと・・・。
マジかー、、、2日間でだいぶ動物を見たけどまだまだ物足りないと思っていたのに・・・。
マニャラ湖とは
wikipediaを引用すると、
- マニャラ湖はタンザニア北部のアルーシャ州にある浅い弱アルカリ塩湖である
- 地下水林の沼地にはヒヒやブルーモンキーなどの霊長類やゾウのほか、様々な鳥類が棲息している
- ヒョウやライオンなどの肉食獣もいるが、目撃するのは難しい
他にも書籍やブログで得た情報によると、
- 木登りライオンが見れる
- 大量のフラミンゴが見れる
とのこと。
ツアーが一緒だったベルギー人カップルは我々が来る1日前にマニャラ湖に行っていて、そこで木登りライオン二匹を間近で見たと言っていた。
既にタランギレで木登りライオンは見たとはいえ、結構遠かったしマニャラ湖はそれに期待する他ないという気持ちで行くことにした。
マニャラ湖へ出発
サファリ最終日を迎えてしまった。
車に乗ってマニャラ湖へ。
途中、マニャラ湖を一望できる場所で車を降りた。
みんなで双眼鏡を使って「あそこにサイがいるぞ!!」ってふざけあった(笑)
ンゴロンゴロに比べて鬱蒼と生い茂る草木があり、たしかに動物が見れない臭いはぷんぷんしていた。
車を走らせて30分ほどでマニャラ湖の入り口に着いた。
何やらミーティングをしていて、前に立っているやたら偉そうなオッサンが激オコプンプン丸な感じだった(笑)
勝手に想像するに
「何度言ったらお前らわかるんだ!!!!!!!」
的なことを言っていたのだろう(笑)
なんとなく仕事のスタイルはゆるゆるだと思っていたので、体育会系のオラオラを見せてくる軍曹風の男の振る舞いは多少意外な光景だった。
マニャラ湖サファリツアー開始
いきなりいたのはコヤツ。
昨日のンゴロンゴロでは象を見る事は出来なかったから二日ぶり。
懐かしい感じ。
それにしても、道の左右が生い茂っていて、いくら車を走らせても一向に動物が出てこない。
これはたしかに期待できない、、、そんな気がしてきた。
次に現れたのはこいつ。また、君か・・・・。
「えぅ、あっ、、、、立ちション中なんですけど、、、」
そんな感じで振り向いてきた(笑)
てか、バブーンすげーいる。
大分の高崎山のサル、とまでは行かないけど。
マニャラ湖で撮影したオリーブバブーンのこの写真好き↓↓
「うわーーっ、、親指深爪したわ・・・・・」
そんな妄想してたらかわいく思えてきたバブーン(笑)
他にはプンバァも昨日に引き続き登場。
気付いたら湖に着いていた(マニャラ湖ではないけど)
カバがいた。ンゴロンゴロでは見ることが出来なかった顔全体をやっと見る事が出来た!
のっそり他のカバの上に乗っかって、(多分)交尾をしていた。
さっき、バブーンがやたら交尾をしていたけどお前もか・・・と思った。
でも、カバだから貴重な一瞬を見れた気がする。
遠くにはバッファローがいた。
ヤバイ、昨日のンゴロンゴロに比べると動物のいなさ具合が異常。
完全に過疎っている。
こんな野鳥でもシャッターを切るほど、動物がいない↓(もしかしたらレアなのかもしれんが)
バブーンもガンつけてくるし、なんやここ・・・
一日目に昼食をかすめ取ってきた憎きベルベットモンキーも再登場。
君じゃないんや、わいは木登りライオンを見たいんや・・・通じるならそう言ってやりたかった。
肉食獣の気配立ち込める
バブーンたちを華麗にスルーしながら、車を走らせる。
走っても走っても、サル以外いない・・・・。
他のみんなもこりゃダメだ、という感じで車の上から顔を出すのをやめて座席に座っていた。
どんな動物でも見逃してやるかと食い気味に観察を続けていると、血だらけの何かが地面に横たわっているのが微かに見えた。
私「・・・・・ちょ、ちょい待ち、リチャード!!!!!!!!!!!!」
リチャード「・・・・何かいたか?」
私「なんか動物の死体が転がってたっぽい!」
車をバックすると、食われかけの無残なインパラの姿がそこにはあった。
パッと見、食べつくされている感じじゃなくて、死んで間もない気もした。
肉もだいぶ残っていそうだし。
もしかしたら、車で横切る直前まで何者かがバリバリと食事をしていた可能性もある。
残念ながら捕食者の姿は見えなかったけど、これでこのマニャラ湖にも間違いなくライオンなどの肉食獣が存在していることは分かった。
わずかの希望が湧いてきた!!!
みんな総立ちで、肉食獣の捜索を開始。
タランギレで散々みたバオバブの木がマニャラ湖にもあった。
象も二頭だけ遠目に登場。
相変わらずライオンは見つからないけれど、キリンも出てきた。
タランギレの記事でも書いたけれどキリンは大量には出てこないから、出てくると車内が結構盛り上がる。
他にもジャッカルや肉食の鳥を見る事ができた。
拡大すると↓
ジャッカルと鳥で肉を奪い合う様子がなかなか凄まじかった。
探しても探しても他に動物は出てこない。
そして、昼食の時間になってしまった。
マニャラ湖のサファリ内で車外に出て食事を取った。
上の写真の中心に立っている太い枝が低い位置にある木はライオンが登るのを好むタイプの木らしい。
リチャードも何度かこの場所でライオンが登っているのを見たという。
そこで、堂々と昼飯を食うというのはなかなか恐怖感があったが、ライオンの気配は一切なし。
というかここで登場されたら人生終了。
2泊3日のサファリツアー終了
帰り道、さっき見たキリンがいたりオリーブバブーンが出てきたけれど、結局木登りライオンは見る事が出来なかった・・・。
あっと言う間に出口に着いてしまった。
アルーシャの街に戻る時間も加味してこの時点で13時すぎくらいだったかな。
「まだまだ時間あるやーん」でダダこねたくなった。
正直、マニャラ湖の残念っぷりが半端じゃなかった。
タランギレ、ンゴロンゴロで大量の動物を見る事が出来ただけに余計いまいちな印象を受けてしまった。
出口を出るとこんな看板がかかっていた。
やっぱり木登りライオンがメインのスポットなんだね。
ちなみになぜライオンが木に登るのか、その理由については諸説あるみたいだけど
「鬱陶しいハエから身を守るためにこのような習性を持った」
という説が有力らしい。
たしかにンゴロンゴロと比べると草木が鬱蒼としていて、色んな害虫などもいそう。
それにしてもこれでサファリ終わりかーー。
あれだけタランギレとンゴロンゴロで動物を見たのにマニャラ湖がいまいちすぎて消化不良感がすごかった。
サファリまとめ
セレンゲティに行けずにぶちこまれたタランギレ・ンゴロンゴロ・マニャラ湖ツアーもこれにて終了。
最後のマニャラ湖はいまいちだったけど、少なくともタランギレ・ンゴロンゴロでは夢のような体験が出来たことは忘れちゃいけない。
アダムに騙されてセレンゲティ行けなくなった時はどうなるかと思ったけど、これはこれで本当に良かったと思っている。
ブログを書きながら、現地で撮影した写真や日記を見ていてすごく懐かしく、今でも幸せな気分に浸っている。
次はどこのサファリに行こうかと調べるのが楽しい今日この頃。
タンザニアサファリの話はこれでおしまいだけど、サファリ後に行ったザンジバル島の話は別途書こうと思います!
おしまい。
OOh very nice article, A well descriptive information, thank you for share that!
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