タンザニア ンゴロンゴロクレーターが超オススメ(現地発ツアーに参加)

マンボ!

ハクナマタタ村1世です。

タンザニアでのここまでの話

セレンゲティに行きたくてタンザニアに来たらセレンゲティに行けなかった話

でセレンゲティに行けず、何故かタランギレ・ンゴロンゴロ・マニャラ湖2泊3日ツアーに強制連行されたハクナマタタ1世。

一日目は「タランギレ国立公園に嫌々行ったらわりと楽しめた話」で書いたように、タランギレで木登りライオンを見るなど素晴らしい体験をした。

2日目のンゴロンゴロクレーターのツアーについても書いていこうと思う。

ンゴロンゴロクレーターへ出発

2日目の朝、起床してトンガリハウスの外に出て思ったのは9月のマニャラ湖周辺の朝晩は非常に寒いということ。

10℃くらいかな?

持ってきていた薄手のダウンが大活躍。

今まで「サファリ=暑い」

というイメージがあったけれど、事前の情報通り、本当に寒かった。

午前6時くらいだが、パノラマビューポイントではまだお日様は雲で隠れていて見えなかった。

マニャラ湖、パノラマビュー、タンザニア、サファリ
明け方のパノラマビュー

朝食は食パン、ロティ、ソーセージ、フルーツにコーヒー。

十分うまい。

朝食

7時頃には昨日タランギレ国立公園に一緒に行った6人+私+ドライバーのリチャードの計8人で出発。

車を走らせていると、通学中の子どもたちがいた。

リチャード曰はく片道2時間かけて通学している子どももいるらしい・・・・。

通学中の子どもたち

下の写真は日本の幼稚園バス。

タンザニアでは日本出身のバスを本当によく見た。

タンザニア、日本、幼稚園バス、ンゴロンゴロ
日本の幼稚園バス

幼稚園バスだけでなく老人ホームなどの福祉施設のバスも見た。

東南アジアでもたまに見るけれど、タンザニアではそれ以上の頻度で見た気がする。

昔、日本で頑張って走っていたバスたちが、中古で販売されたのか寄付されたのかはわからないけれど、こうしてタンザニアの地で動き続けているなんて凄い。

こういうのを見ると、いらなくなった物を捨てないで、また別の地で活用してもらう、ということをしないとなぁと強く感じる。

ちなみに、下の写真はンゴロンゴロの入り口付近にある看板。

ちょいと見にくいけどンゴロンゴロ近辺の道路が日本の助成金によって整備された、ということが書かれている。

タンザニア、日本、助成金、ンゴロンゴロ
日本の助成金によって道路整備がされたことを示す看板

たしかに、やたらと道が綺麗。

ンゴロンゴロまでの道

自分が払ってきた税金のほんの一部がこうして、タンザニアの交通網を整備して、物資の運送を活発にしたり、子どもたちの通学路を歩きやすい道にしていると考えると、すごく誇らしくなるし、胸がいっぱいになる。

個人的にはこういう他国への援助の姿勢を欠かさない日本はとても好きだし、金銭的な援助によって日本企業が優先的に誘致されたり、観光に来た日本人が手厚く迎えられたり、巡り巡って色々な所で還元されていると思っている。

話は脱線したけど、30分から1時間くらいして、ンゴロンゴロクレーターの入口に到着。

ンゴロンゴロクレーターとは

wikipediaさんから引用させていただき、簡単に説明する。

  • ンゴロンゴロクレーターは300万年前に出来た火山のカルデラに広がる盆地。
  • 外輪は南北16km、東西19km。
  • 外輪は標高2,400mあり、カルデラ内部の平野は標高1,800m程度。

深さがなく、大きなお皿をイメージしてもらえると分かりやすい。

そのお皿の中にはライオン、キリン、バッファロー、サイなどの多種多様なサバンナの動物たちが入り乱れるようにして入っている。

そのお皿の淵の部分(外輪)からお皿の中(内部)へと車で入っていき、動物たちを見るというのがツアー内容となる。

ンゴロンゴロクレーター外輪へ向かう

本日一発目の動物はサル(オリーブバブーン)。

こいつらは昨日のタランギレにも微妙に登場したけど、脇役感が否めずタランギレの日記からはカットさせていただいていた。

サル、ンゴロンゴロ、バブーン
ンゴロンゴロのゲートで油を売るバブーン
ンゴロンゴロクレーターの入り口

入園料をリチャードが支払って、クレーターの外輪に向けてどんどん登って行く。

そういえば、昨日リチャードが「クレーターの外輪からアメイジングな景色が見れるぜ!」と言っていたのを思い出した。

標高2,500mまで到達。

霧がすごい

全然、前見えないのだが!!!!!(笑)

どうやら、運悪く濃霧の日だった・・・。

本来なら、クレーターの外輪から巨大なクレーターの内部を見下ろすことができ、それが絶景らしいのだが、視界不良で見れず。

「内部も同じような霧では?」「もしかして動物を全く見れないんでは・・・?」と心配して矢継ぎ早にリチャードに質問したけど、リチャード曰はく、

「クレーターの中は全くもって、ノープロブレムだ」

とのこと。

以下の写真、向かって左側がクレーター内部で本来なら絶景らしい。

ンゴロンゴロ、クレーター、タンザニア、サファリ
ンゴロンゴロクレータ外輪標高2,500m付近の濃霧

それでも、内部に向かって車を走らせ、高度を下げていくとたしかにリチャードの言うように視界が少しずつひらけてきた!

ンゴロンゴロクレーター、内部に入る

なにやら黒い点々も見える。

ヌーかバッファローか。

ンゴロンゴロ、Ngorongoro、タンザニア、サファリ
ヌーかバッファローの群れ

昨日、大量に見たシマウマも遠めから登場。

シマウマ

しばらくするとクレーター内部の平地部分に降り立った。

ンゴロンゴロクレーター内部

たしかに晴れてはいないけれど、クレーター内部は一切霧が立ち込めていない。

写真ではわかりづらいけれど、クレーター内部は広大。

全くの別世界に入ってしまったような感覚。

300万年も前にここが出来てから、ずっとそのままの状態で保全されてきた場所と考えると、壮大さを感じる。

辺り一面、荒野という感じで、動物たちが隠れる場所はタランギレに比べるとあまりなさそう。

今日も期待できる気がしてきた!!!!

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