タンザニア・タランギレ国立公園現地発ツアーで見れた動物

マンボ!

ハクナマタタ村1世です。

タンザニアでのここまでの話

セレンゲティに行きたくてタンザニアに来たらセレンゲティに行けなかった話

でセレンゲティに行けず、タランギレ・ンゴロンゴロ・マニャラ湖2泊3日ツアーにぶちこまれたハクナマタタ1世。

セレンゲティには行けなかったけれど、意外にもタランギレ国立公園で素晴らしい体験が出来たので、本記事で書こうと思う。

アルーシャからタランギレへ

セレンゲティに行けないことが確定した私を乗せたトヨタランドクルーザーはどんどんタランギレへと向かっていく。

(前の記事を見ていない人のために言うと、現在、私はテンションが低い。)

アルーシャ、タランギレ、タンザニア、ランドクルーザー
アルーシャからタランギレへの道中にあるガソリンスタンド

途中、トイレ休憩で止まったガソリンスタンドで、ベルギー人カップル1組が乗ってきた。

これで、ツアー客は席は満席となる7人になった。

最後尾の座席に座っていたのだけれど、ベルギー人カップルが隣り合わせで座りたいというので、助手席に移動することになった。

ランドクルーザー、サファリ、タンザニア、タランギレ
車内の様子。助手席部分にはゲームドライブ用の屋根がない

助手席に来て気づいたのだが後ろの6人の座席には屋根の部分が開けられるようになっている(赤色の矢印)一方で、運転席、助手席部分はそのような構造になっていない(青色の矢印)。

つまり、これは下の写真のように「ゲームドライブ」という屋根から顔を出して動物を見るツアー中に、私は助手席で寂しくも座って窓越しに動物を見なければならないという事を意味した。

ゲームドライブ

おいおい、マジかよ、、、、、と思った。。

一人、助手席で座ってサファリなんて・・・・・・・。

これはセレンゲティに行けないダメージをくらっている私にとっては、完全に泣き面に蜂状態だった。

けど、国立公園内に入って助手席に座って写真を撮っていると、それを見かねた後ろの6人が「isseiも後ろに来なよ、スペースあるよ」と言ってくれて後ろに混ぜてもらえることになった(涙)

かなり窮屈になってしまったけれど、本当に嬉しかった。

そして、さすがに元気になってきた。

タランギレ国立公園とは

wikipediaの英語の記事を適当に翻訳すると、

  • タランギレ国立公園とはタンザニアで6番目に大きい国立公園で、マニャラ地区に位置する
  • 500種類以上の野鳥が観測されており、バードウォッチャーにはうってつけの場所
  • アルーシャからは車で2時間程度で、マニャラ湖からは70kmの場所に位置している

ちなみに書籍や他のブログの情報をまとめると、

  • ゾウがたくさん見れる
  • 木登りライオンは昔はよく見れたけど最近はほとんどいない
  • バオバブの木がある

という情報もあった。

タンザニアに来る前に上記の3つの情報は知っていて、ここに来たくなかった理由として、

  • ゾウはタイ、インド、ラオス、などで散々見てきた(野生ではないが)からもういい
  • 木登りライオンはほぼ見れない
  • バオバブの木はあまり興味がない

ことが挙げられる。

ただ、連れてこられてしまったのだから楽しむしかない。

タランギレ国立公園へ入園

まずはバオバブの木。

いいじゃん、これ!バオバブの木はタランギレに来る前まではあまり興味なかったけど実際に見てみると思ったより良い。

バオバブ、インパラ、タランギレ、サファリ、タンザニア
バオバブの木とインパラ

ぶっとい幹、乾いた木の肌、ちょびっとグレーでどこか人工的でもあるこの木の存在感に圧倒された。

バオバブ、ヌー、タランギレ、サファリ、タンザニア
バオバブの木とヌー

これもバオバブの木。

ってかヌーが大量にいた。

9月は大量のヌーがセレンゲティからケニアのマサイマラに行くと聞いていたけど、ここタランギレでは居残り組だけでも数万頭程度いるような気がした。

入口のあたりでは、シマウマが出迎えてくれた。

サファリ、タンザニア、タランギレ、シマウマ
道路を歩くシマウマ

車用に舗装された道は動物も歩きやすいらしく、やたら車のとおせんぼをしていたのが微笑ましかった。

しばらく、ヌー、シマウマ、インパラと戯れたところで、ドライバー兼ガイドのリチャードが何らやあわただしくなってきた。

どうやらちょっと近くにライオンがあらわれたとのこと!!

ランドクルーザーを急発進させ急ぐリチャード。

生まれて初めて見る、野生の百獣の王。

これはもはやセレンゲティはどうでもよくなってきた、かもしれない!!

そして、着いたらこれ。

ランドクルーザー、サファリ、タランギレ、タンザニア
ライオンを求めた車たち

みんなの視線の先には、、、

メスライオン、サファリ、タンザニア、タランギレ
人生初、野生のライオンをおさめる

いた!!!!!けど、遠っ!!!!!!

ぶっちゃけ肉眼ではほぼ見えなかった。

カメラのズームや、持ってきた双眼鏡を使ってなんとか認識出来た感じ。

人生初、野生のライオンを網膜に焼き付けるも、やっぱりライオンはシマウマみたいに道路に来てくれないのかなぁと思った。

そして、また適当にシマウマたちを見てると、何やらリチャードがあわただしくなってきた。

また、ライオンが出た!というので、急いで向かう。

・・・・・・ぉぉぉぉおぉおおおおお!!!!!!!

ライオン、サファリ、タランギレ
ライオンの群れ

まさかの大人のオス&大人のメス&ちびちゃんたち!!!!

こ、こ、これはテンションさすがに上がってきた!!!!

そ、そして、、、

ライオン、サファリ、タランギレ、狩り
狩りを終えて昼食をとる子ライオンたち

・・・・・おおおおおおおおおお!!!!!!

狩り終わってる!!!昼食中!!!これは、貴重すぎる!!!!

そして、、、、、めっちゃこっち見てるんだが(笑)!!

終始テンションあがりっぱなし。

ちなみに、、、実際にはこの距離。

遠い

遠いわ!!!!!!!(笑)

しばらくライオンの群れを観察したところで、別の場所へ移動する、ということになり、ライオン家族とはお別れ。

ここだけでも10匹以上見れた。

チビちゃんたちがたくさん見れたのが嬉しかった。

次は背の高い彼らが登場。

キリン

おおおーーーーーーーっ!!!!

なんかすごく感動。

映画ジュラシックパークの最初の方のシーンで、ブラキオサウルス(首が長い恐竜)が登場して、グラント博士(サム・ニール)たちが感動するシーンに近いものがあった(笑)

それにしても、むしゃりむしゃりと食ってばかり。

今回の2泊3日で、キリンは10匹くらいしか見れなかった気がする。

結構貴重。

欧米人の女子たちはライオンよりもキリン派が多いようだった。

良い時間にもなってきたし、ここで昼食タイムを挟むことに。

正直、気分的な意味では満腹すぎる午前。

タランギレ、なかなかいいぞ

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